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No.1936 | 住宅ローン減税について |
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お名前:くろ | カテゴリー:その他の税金 知恵袋 | 質問日:2014年8月27日 |
数年前にマンションを購入しました。夫婦それぞれでローンを組みました。その後、妻が退職、妊娠、出産を経て今は専業主婦です。 妻が近々、再就職の予定ですが、住宅ローンの控除をしっかり受けようとすると正職員として働くのが最善だと思いますが、夫の扶養で130万円以内のパート勤務で少なくても所得税を払っていれば、減税の対象になりますか? ローンを早く返済したいし、なるべく沢山の収入が得たいのですが、育児に協力してくれる人が少ないため、妻の働き方をどうするか迷っています。 |
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No.1 | 回答者:小林慶久 税理士 | 回答日:2014年8月28日 | |
くろさん、こんばんは。税理士の小林慶久です。宜しく御願いします。 住宅ローンを御夫婦それぞれの名義で御負担していらっしゃるなら、基本的に各々が負担すべき所得税、場合により住民税それぞれに対し、住宅取得控除の適用は可能です。奥様の給与収入に付き130万円の想定ですと、実質的に所得税法上の被扶養者を意味する控除対象配偶者に該当せず、従って貴方の課税所得の計算におきまして、配偶者控除は適用出来なくなるのですが、前記の金額を一つのボーダーラインとしておられるのは、おそらく社会保険における被扶養の維持を御考慮していらっしゃるからだと御察し致します。確かに社会保険の扶養から外れて、奥様が独自で国民健康保険に御加入されるとすると、200万円前後の給与収入でも所得税及び住民税の御負担が住宅取得控除の適用前で約15万円、重ねて賦課される15万円前後の国民健康保険料を考慮し、さらに先述の収入を得るための御子様の保育に伴う御負担等を鑑みるなら、前述の基準は妥当なラインと言えるかもしれません。 ゆえにもし前段の130万円の給与収入を超えて働かれようと為(な)さるならば、彼女は社会保険が完備されているしっかりした職場で正社員としてフルタイムで御勤務された方が宜しいかと考える次第です。そのような福利厚生がしっかりした会社さんでいらっしゃるなら、子育てに対するサポート体制についても充実している可能性が高い筈。そうしたところで奥様に目一杯働いてもらって、御夫婦の協力の下に外部の保育所等にそれなりの対価を支払われることを見込んで、御子様の御世話をある程度委ねられたら良いと思われます。詰まる所どこで折り合いを付けるのかについては、税金の事だけでは収まらず諸々の要素を加味しなければならないと慮りますが、概して福利厚生の制度の全般に御着眼され、それらが中途半端な職場で働くのであるなら、先述の130万円のパート収入に止めるという方向性で御考えになられたら如何でしょうか? 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 千葉県市川市の小林慶久税理士事務所 | ||
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