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No.1282 | 売上計上時の送料 |
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お名前:ぽかぽか | カテゴリー:会計・経理 知恵袋 | 質問日:2013年3月13日 |
法人です。 請求書発行する際、商品代金と送料を区分して請求していますが、この場合、全額売上に計上してもよろしいのでしょうか? それとも送料については立替金(預り金)としたほうがよろしいのでしょうか? 税額への影響はいかがでしょうか? なお、消費税は原則課税です。簡易課税とはちがって原則課税の場合、全額売上に計上したとしても、送料の支払により仕入税額控除されるので変わらないのでしょうか? よろしくお願いいたします。 |
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No.1 | 回答者:鈴木規之 税理士 | 回答日:2013年3月13日 | |
ぽかぽかさん、こんにちは。 >消費税は原則課税です。簡易課税とはちがって原則課税の場合、 >全額売上に計上したとしても、送料の支払により仕入税額控除 >されるので変わらないのでしょうか? そうですね。 簡易課税の場合、適用要件に基準期間の課税売上5000万円以下 という要件がありますので、売上以外の科目処理が望まれます。 立替金処理、発送配達費の貸方計上など。 簡易課税の選択を考えたときに注意したいところです。 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 静岡県静岡市清水区の鈴木規之税理士事務所 | ||
No.2 | 回答者:小林慶久 税理士 | 回答日:2013年3月13日 | |
ぽかぽかさん、御初に御目に掛かります。 私、花の都大東京生まれの千葉県育ち、姓は「小林」名は「慶久」と綴り、「こばやしよしひさ」と発します。あの「寅さん」の映画で一躍有名になった東京は葛飾柴又より、ものの一里程江戸川を下り、橋を介し筋向いに対座する千葉県市川にて税理士を生業(なりわい)と致しております。朝早くから御疲れ様でございます。自分はたまたま今日は早く起きただけなのですが・・・。ぽかぽかさんにちなんで窓から沁み込む朝陽を浴びながら、以下に回答させて頂きます。 御社が自社の商品を発送されるのに際して、その送料については、御客様が負担されるというシステムを採っていらっしゃるのですね?もっともいったんは、ぽかぽかさんの会社が負担されておられるのだと御察し致しますが、全体の流れとしては、御示しの内容で宜しいかと思われます。それが前提であるなら、貴社でいったん御支払いになられる発送代について、当然「荷造運賃」等の費用項目で計上されることになられると思います。それに対し立替金勘定を御使用されると、商品の返品等の事態も発生するでしょうから、完璧に精算処理を行うべく、それを常にどの商品に対応したものか把握されて行かれようと為(な)さるのは、かなり煩雑ではないかと考える次第です。むろん原理上は、いずれの方法に拠られても所得には影響は及ぼしません。 消費税の扱いについても御社の課税売上が年額5億円以下の範囲内であり、課税売上割合が95%以上を超えていらっしゃらないのであれば、述べておられる内容で問題はありません。それについて、前述の条件の枠に収まらず、仕入税額控除を計算する際の課税売上並びに非課税売上にそれぞれ割り当てる際に、一括比例配分方式を選択為(な)さっているとすると、仰られていることの前提が異なって来ますので、御注意が必要です。 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 千葉県市川市の小林慶久税理士事務所 | ||
税理士への相談は、基本的に、各税理士の報酬規程に沿って「有料」だとお考え下さい。詳しくは税理士本人にお問い合わせ願います(この場合、回答者のみにお問い合わせをお願いします)。
『https://www.zeitan.net/chiebukuro/会計・経理/No1282 のご回答から追加でお話を伺いたいのですが、相談料はどのように考えればよろしいでしょうか』 と、税理士に配慮した丁寧なお尋ねをしていただければ、きっとリーズナブルな対応をしてくれると思います(追加で無料回答を行ってくれる場合もあるかもしれません)。