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No.175 | 続・一括償却資産の会計処理 |
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お名前:クロキジ | カテゴリー:会計・経理 知恵袋 | 質問日:2009年6月5日 |
先ほど「一括償却資産の会計処理」を質問させて頂いた者です。早々に、かつ多くの先生方から回答を頂戴し、大変ありがたく思います。 頂いた回答から更に疑問が生まれてしまったため、再度質問を立てさせていただきました。 一括償却資産については、資産の即時損金算入限度額が20万円未満から10万円未満に引き下げられたことにより生まれた、税務上の調整であると認識しております(※間違っていたらすみません、訂正をお願い致します)。 「税務上の調整」という観点から見れば、その調整はあくまでも税務上の調整としての位置づけがある別表で行うべきであり、つまりは取得時は消耗品等の費用項目で処理すべきであるということなのでしょうか? となると、巷で売られている会計システムにある「一括償却資産」という勘定科目が何故にあるのかが理解できなくなりました。 それはシステム上の問題なので置いておくにしても、私の質問が適切でなかったためか色々な回答を頂戴しており(そもそも正解は1つではないのかもしれませんが)、どれが適切な処理かわからなくなったため、もう一度確認させて頂きたいのですが、 【一括償却資産については】 ①資産計上を a.する/b.しない ※b.しない場合には、消耗品費等で経費処理をする ②資産計上する場合には a.直接法で処理する/b.間接法で処理をする ③間接法で処理をする場合には、3年後に資産及び累計額を a.相殺消去する/b.相殺消去しない ※b.の相殺消去しない場合には、売却時又は滅失時に行う のいずれになるのか、再度ご教授頂ければと存じます。 よろしくお願い致します。 |
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No.1 | 回答者:森田寛子 税理士 | 回答日:2009年6月5日 | |
① a.資産計上をするという処理は問題ありません その場合は、月数に応じて3年で償却いたします。 b.消耗品に一括計上して別表で加算いたします。 ②どちらでも問題ないとおもわれます。 ③3年後はaになると思われます。 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 大阪府大阪市北区のあさひ会計事務所 | ||
No.2 | 回答者:福田和博 税理士 | 回答日:2009年6月5日 | |
再度ご回答申し上げます。 処理は会社が選択した会計処理によります。 まず ①資産計上を a.する/b.しない どちらでもかまいません。 しない場合は消耗品等で処理し、別表上申告加算とします。 ②資産計上する場合には a.直接法で処理する/b.間接法で処理をする どちらでもかまいません。 ③間接法で処理をする場合には、3年後に資産及び累計額を これは b相殺消去しない です。 先ほどご回答いたしましたように、間接法は除売却時に相殺いたします。 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 大阪府大阪市中央区の福田和博税理士事務所 | ||
税理士への相談は、基本的に、各税理士の報酬規程に沿って「有料」だとお考え下さい。詳しくは税理士本人にお問い合わせ願います(この場合、回答者のみにお問い合わせをお願いします)。
『https://www.zeitan.net/chiebukuro/会計・経理/No175 のご回答から追加でお話を伺いたいのですが、相談料はどのように考えればよろしいでしょうか』 と、税理士に配慮した丁寧なお尋ねをしていただければ、きっとリーズナブルな対応をしてくれると思います(追加で無料回答を行ってくれる場合もあるかもしれません)。