トップページ > 知恵袋 > その他の税金 > 住宅購入にあたっての夫婦間の資金移動
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No.1675 | 住宅購入にあたっての夫婦間の資金移動 |
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お名前:ソウ吉 | カテゴリー:その他の税金 知恵袋 | 質問日:2014年2月13日 |
はじめまして。ご多忙中とは思いますが、いろいろ調べてもよくわからく、お知恵をお借りさせてください。 長文で申し訳ありませんが、宜しくお願いします。 住宅購入を控え、頭金などの資金を用意する必要があります。 貯蓄用の口座は妻名義であり、その貯蓄の内訳としては、 ・夫である私の給与から毎月一定額。(こちらが大半です。) ・専業主婦になる前までの妻の給与からの一定額 となっております。 先日、不動産の方から手付金400万の入金を求められ、共有名義にしないのであれば、夫である私名義の口座から振り込んでもらいたいと聞きました。 そのため、妻→私(夫)へ400万の金額移動をしようと思ったのですが、間際になり、贈与税などどうなるのか?を気にしております。(そのような説明が一切なかったので。) 妻名義の口座とはいえ、そのお金の出所が私の給与が大半なので問題なしと思うものの、よくわからず相談したい次第です。 今後も頭金の支払などでさらに妻名義の口座を利用する必要もあることからお手数ですがご回答をお願いいたします。 |
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No.1 | 回答者:小林慶久 税理士 | 回答日:2014年2月13日 | |
ソウ吉さん、税理士の小林慶久です。宜しく御願いします。 貴方も仰っていらっしゃるように実質的にソウ吉さんの給料から生ずる御金を奥様名義の預金にされておられた分に関しましては、元々は貴方のものであり、協力し合って生活していかなければいけない夫婦の間のことですので、奥様が一時預かっておられたという弁明に基づき、ソウ吉さん分の預金に戻されても基本的に一切、税務の面での問題はありません。ただ厳密に申し上げれば、ドサクサに紛れて奥様が働いておられた分の収入に付き、すなわち本来は彼女に帰属する部分の預金まで、貴方の名義に移してしまうことになるとすると、それに対しては贈与税の課税対象になると御理解下さい。 ゆえにマイホームの購入を控え、過年度の要因に際しある程度合理的な理由付けに基づき、奥様名義の預金のうち、貴方の給料が源泉だと思(おぼ)しき金額については、その算定根拠を後日分かるようにされた上で、今後の出費に備えて、ソウ吉さん名義の口座に移しておかれたら如何でしょうか? 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 千葉県市川市の小林慶久税理士事務所 | ||
No.2 | 回答者:大西信彦 税理士 | 回答日:2014年2月14日 | |
お尋ねの件です。 一般的には奥様の資金でご主人名義の不動産を購入した場合には奥様からご主人に贈与があるものとされます。また、お尋ねのケースのように奥様名義の預金口座から代金決済がなされると、ご主人に贈与したとみられることが多いです。 ただ、奥様の預金口座の資金の出所を見て、実質的にご主人の資金であることが説明できれば贈与とみられないと思われます。 ご結婚されてからのご主人の給与をそこに振り込んでいる部分は、そういう点で説明ができると思いますが、奥様の結婚前の奥様ご自身の部分は説明しにくいと思います。 今後のことを考えると、奥様の口座から資金を拠出するとやはり、第三者から見てややこしいですので、資金の出所がソウ吉様のものでしたら、ソウ吉様の口座から支払することをお勧めします。 以上、ご参考願います。 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 大阪府大阪市北区の大西公認会計士事務所 | ||
税理士への相談は、基本的に、各税理士の報酬規程に沿って「有料」だとお考え下さい。詳しくは税理士本人にお問い合わせ願います(この場合、回答者のみにお問い合わせをお願いします)。
『https://www.zeitan.net/chiebukuro/その他の税金/No1675 のご回答から追加でお話を伺いたいのですが、相談料はどのように考えればよろしいでしょうか』 と、税理士に配慮した丁寧なお尋ねをしていただければ、きっとリーズナブルな対応をしてくれると思います(追加で無料回答を行ってくれる場合もあるかもしれません)。