トップページ > 知恵袋 > 法人税 > 減価償却資産の値引き
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No.986 | 減価償却資産の値引き |
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お名前:クリスタル | カテゴリー:法人税 知恵袋 | 質問日:2012年5月9日 |
前年に減価償却をしている固定資産につき、本年度値引きを受けた際の処理について教えてください。 一定の算式で計算した金額を帳簿価額の減額するのかと思っているのですが・・・ また、この固定資産は投資税額控除(基準取得価額の7%)を受けており、税額控除した額が過大になっているのですが、こちらについてはどうしたらよいのでしょうか? よろしくお願いいたします。 |
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No.1 | 回答者:西山元章 税理士 | 回答日:2012年5月10日 | |
クリスタルさん 公認会計士・税理士の西山元章と申します。 よろしくお願いいたします。 まず、値引きの確定年度がいつかですね。 値引きが前期に確定していて、処理が当期にずれたということであれば、前期分の取得価額や減価償却費、税額控除額を修正しなければいけません。 値引きが当期に確定したのであれば、前期分の修正は税額控除も含めて不要で、当期において取得価額の調整(減額)ということになるでしょう。 なお、質疑応答事例集に似たような質問がありますので、参考にして下さい。 http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/hojin/04/06.htm 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 大阪府大阪市北区の公認会計士・税理士西山元章事務所 | ||
No.2 | 回答者:小林慶久 税理士 | 回答日:2012年5月10日 | |
クリスタルさん、はじめまして。税理士の小林慶久です。宜しく御願いします。 決算期を跨いで固定資産の価額が値引きされるに至った事情が分からないと、判断するのに難しい部分はあるのですが、前期の決算時の段階でその固定資産の最終的な価額に関して不確定な要素があり、クリスタルさんの会社において見積もり計上をされたというようなことであれば、それに誤差が生じたということで遡って帳簿価額の減額を行い、減価償却費の計算に影響するのであれば修正申告により減価償却超過額も計上する必要があり、合わせて税額控除も減額しなければいけないと思います。 ただ固定資産の価額に関して、前期においていったん確定し、先方の業者さんの請求書に基づいて代価を御支払いされたけど、何らかの不具合があって今期値引きを受けるのに至り、購入代価の一部が返金されたというようにクリスタルさんの会社からすれば予測不能の事態が生じてしまったということであれば、前期に計上された帳簿価額等の処理は一切不要で値引き相当分を雑収入として益金計上されれば宜しいかと思います。 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 千葉県市川市の小林慶久税理士事務所 | ||
税理士への相談は、基本的に、各税理士の報酬規程に沿って「有料」だとお考え下さい。詳しくは税理士本人にお問い合わせ願います(この場合、回答者のみにお問い合わせをお願いします)。
『https://www.zeitan.net/chiebukuro/法人税/No986 のご回答から追加でお話を伺いたいのですが、相談料はどのように考えればよろしいでしょうか』 と、税理士に配慮した丁寧なお尋ねをしていただければ、きっとリーズナブルな対応をしてくれると思います(追加で無料回答を行ってくれる場合もあるかもしれません)。