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No.2151 | 前年度修正申告内容の現在進行期への反映について |
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お名前:りくたん | カテゴリー:会計・経理 知恵袋 | 質問日:2015年2月18日 |
度々お世話になります。 先日の税務調査で、前期に全額を研修費用として経費計上した金額の一部について、本来は前払計上すべきものだったと、否認されました。 既に修正申告は済んでいるのですが、現在の進行期にこれを反映する方法についてお教え頂けますでしょうか? ■前期の仕訳 以下の仕訳を入れていました。 研修費 100,000 / 普通預金 100,000 ■否認内容 60,000分は前払金である、との指摘を受けました。 ■今期の仕訳 今期には、まず、この60,000分の仕訳を追加計上する必要がある、 と言うところまでは、税務署から言われました。 この仕訳は、以下のような形でよいのでしょうか? 前払金 60,000 / 前期損益修正益 60,000 続いて、このままでは、前払金が残ってしまいます。 これは、以下の仕訳を入れて消し込んでしまってよいのでしょうか? 研修費 60,000 / 前払金 60,000 税務調査の対応が初めてなもので、何をどう処理すればよいのか良くわかっていません。 専門家の方からは、何を聞きたいのかよく分からない、かもしれません。 とりあえず、税務調査で指摘を受けた分について、現在進行中の期に、 何をどう反映させれば良いのか、または、反映しなくて良いのか、等々を お教えいただけましたら幸いです。 以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
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No.1 | 回答者:小川雄之 税理士 | 回答日:2015年2月19日 | |
回答させていただきます。 その研修費60,000円が全て当期にかかる費用であれば、仰るとおり研修費への振替仕訳を入れていただいて結構です。 会計上利益と税務上利益を比較するとわかりやすいかもしれません。 【前期】 (会計上)研修費△100,000 (税務上)研修費△100,000+否認60,000=△40,000 【当期】 (会計上)前期修正益60,000+研修費△60,000=0 (税務上)前期修正益60,000+研修費△60,000+認容△60,000=△60,000 税務上研修にかかる費用(損金)が正しく期間配分されています。 また、当期の会計上においては、研修費は販管費、前期損益修正益は特別利益になりますので、経常利益は当期の正しい数字が反映されることになります。 以上、ご参考になりましたら幸いです。 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 大阪府大阪市中央区の小川雄之税理士事務所 | ||
No.2 | 回答者:大西信彦 税理士 | 回答日:2015年2月20日 | |
お尋ねの件です。 前期分の調査で、6万円、研修費の損金算入が否認されたので、修正申告上、加算・留保とします。 今期の仕訳で、研修費の取消の仕訳(前期損益修正)をしているので、今期の申告では、減算・留保すればいいです。 そうしないと6万円について、2重に課税されるということになります。 会計上の仕訳は、仰せの仕訳を起こせばいいです。 以上、ご参考願います。 注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。 |
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回答者 | 大阪府大阪市北区の大西公認会計士事務所 | ||
税理士への相談は、基本的に、各税理士の報酬規程に沿って「有料」だとお考え下さい。詳しくは税理士本人にお問い合わせ願います(この場合、回答者のみにお問い合わせをお願いします)。
『https://www.zeitan.net/chiebukuro/会計・経理/No2151 のご回答から追加でお話を伺いたいのですが、相談料はどのように考えればよろしいでしょうか』 と、税理士に配慮した丁寧なお尋ねをしていただければ、きっとリーズナブルな対応をしてくれると思います(追加で無料回答を行ってくれる場合もあるかもしれません)。