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売上過大計上の申告調整
No.2326

売上過大計上の申告調整

お名前:ほさか カテゴリー:法人税 知恵袋 質問日:2015年9月9日
決算処理後に売上の過大計上が発覚、
申告まで時間があるので申告調整にて対応することになりました。
つきましては別表の書き方を教えてください。
特に消費税の取り扱いがわかりません。

売上高10,800円(税抜10,000円、消費税800円)

別表4
減算留保 売上高過大計上 10,000

別表5(1)
減 売掛金 10,800
減 未払消費税 ▲800




No.1 回答者:西口毅 税理士 回答日:2015年9月10日
税理士の西口です。

記載頂いた申告調整で問題ありません。
私だったら、別表5(1)の「増③」の欄に売掛金△10,800円、未払(仮受)消費税+800円と記載しますが、結果は同じとなります。

最後に、決算書上の未払消費税と消費税申告書の消費税納付額の差額(Aとします)
を確認してください。その差額(A)が別表5(1)で調整されてなければなりません。
Aがちょうど800円であればこれ以上の申告調整は不要ですが、そうでない場合には、追加の調整が必要となります。たとえば、Aが700円の場合には、別表4および別表5(1)で、100円の減算処理を行い、先の800円と合わせて700円(=A)が別表5(1)に表示されるといった具合となります。

ご参考にしていただければ幸いです。

注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。

回答者 神奈川県横浜市港北区の西口税理士事務所
この回答は  (役にたった/2件)



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