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給与源泉税について
No.2371

給与源泉税について

お名前:ユ-コリン カテゴリー:所得税 知恵袋 質問日:2015年11月28日
食品加工企業の経理担当者です。年末調整をしていますが、当社には年収103万円近辺のパ-トが多数います。103万円以下だと源泉税ゼロなのに対して、毎月の甲欄の源泉税は88000円以下がゼロとなっています。これだと年収1056000円以下まで源泉税ゼロとなり、年収1030000円から1056000円の方が年末調整で追加徴収となってしまいます。これで良いのですか?なぜ103万円を12で割った85800円以下を源泉ゼロとしないのですか?



No.1 回答者:川崎晴一郎 税理士 回答日:2015年11月30日
ご回答いたします。

88,000円以下の場合は毎月の源泉税は0となりますが、年末調整の結果として税額が算定されてしまう場合は、最終月の給料から当該税額を源泉することとなります。

税金は1年間の所得(収入から各種控除を差し引いたもの)で決まることとなります。毎月の源泉は、年間の所得に見合った分として、分割で徴収していくイメージでして、つまり、月間88,000円未満くらいの収入の人は、年間でも税金が発生するほど所得がないだろうから、あえて源泉する必要ない、と目安として設定されているものにすぎません。

なので、あまり月額と年額の整合性にはこだわれず、年末調整を行っていただければと思います。

ご参考まで失礼いたします。

注) この回答は回答日時現在の各種法令、規則等に従い行われております。その後の法改正等に関するフォローについてはこの回答上では行っておりません。なお、この回答は回答者の経験、知識等に基づき行われておりますが、あくまでサービスの範疇にすぎず、最終的な責任について負うものではない点ご留意ください。

回答者 東京都港区のKMS経営会計事務所
この回答は  (役にたった/1件)



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